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35歳定年説と、なぜITエンジニアは辞めてしまうのか

ITエンジニアの将来性について調べたことのある人は、おそらくこの言葉を目にしたはず。35歳定年。私もずっとIT一筋でやってますが、さんざん耳にしてきた言葉です。特にプログラマーの世界では有名ですよね。ネットワークエンジニアでも同じように「35歳定年説」があります。それは本当なのでしょうか。

35歳定年説

よくIT業界で囁かれる「35歳定年説」について

IT業界のコストは人件費が大半をしめるので人件費【生産性】にはうるさいです。キャリアが長いのに、スキルが上がらないエンジニアは、そのコストの高さからリストラ対象になりやすいのは事実です。

しかし、私の経験上、リストラで首になったエンジニアの数よりIT業界や雇用主への不満からエンジニアをやめてしまうケースの方が多いです。

自分から辞めてしまうのです。理由をみていきましょう。

なぜITエンジニアを辞めてしまうのか

ありがちな理由をリストアップしてみます。

ネットワークエンジニア
  1. 労働時間の長さ
  2. 新しい技術を学び続けることへの疲労
  3. 若いエンジニアの台頭
  4. IT業界の構造への不満・出世できない・・
  5. 単価の低下

労働時間の長さ

運用監視業務にはほとんど残業がありません。しかし、開発部隊になると納期に追われることになります。

もし、プロジェクトが遅れていてもスケジュールを見直すことはレアケース。残業することでスケジュールの遅れを取り戻すことを選択するプロジェクトマネージャーが大半です。

もちろん企業によって労働規則がありますので、36協定やNO残業デー、残業することがまったく許されない職場もあります。しかし、そのような就業規則が守られているホワイト企業は大企業の中でも僅かです。

労働組合が力を持っている企業や外資系ですね。

対応策

日本は法治国家ですが労働法は守られていません。仕事を選べるエンジニアになるのが一番の解決策です。

  1. 自分で会社を選べるエンジニアになる。
  2. 人材コンサルタントに労働環境のよい企業を紹介してもらう。

それ以外にも会社を設立して、自分の望む労働環境をつくることも解決策のひとつです。しかし、どこかの企業の下請け企業として独立するのであれば、理想的な労働環境は夢のような世界かもしれませんね。

零細企業の社長は、最初の5年は休みなし、毎日長時間労働してる人ばかりです。少人数で利益率の高い仕事をしている企業もありますけど、どこかの下請け企業ではありませんね。

 

新しいことを学び続けることへの疲労

ITに興味がないのにITエンジニアになってしまうと悲惨です。IT業界は、次から次へと新しい技術が台頭しています。エンジニアも日々学び続けなくてはいけません。ITに興味が持てないのに新しいことを取り込むのは、苦痛以外のなにものでもありません。

エンジニアは専門職です。それなのに新しい専門知識を拒んでしまうとエンジニアとして終わりです。

 

対応策

ITに興味がないのにIT系のエンジニアとして生きていくのは苦痛以外のなにものでもないはず。ITの中で興味のある世界を探しましょう。

  1. 社内IT管理などの比較的流れの穏やかな世界にやり甲斐を見出す。
  2. SIからWEB系企業への転職。
  3. ITを辞める。

 

若いエンジニアの台頭

IT業界は日が浅いです。1998年ごろはワードやエクセルを使えるだけで褒めてもらえるような状況でしたが、今は違います。社会全体のITへの理解も進みエンジニアに求めるハードルも上がっています。

一部の超人を除くと、若いITエンジニアに知識はありません。しかし、若さゆえ新しいことをすぐに吸収してしまいます。迫り来る足音。

対応策

目の前にいる若手エンジニアに嫌がらせをしても無駄。若いエンジニアはたくさんいます。あなたの知識が枯れる前に、エンジニアではなくマネジメントを学び、管理職を目指しましょう。もしくは、ITコンサルや営業などにシフトしましょう。

  1. 管理職やコンサルを目標とする。

 

IT業界の構造への不満・出世できない

別の記事にも書いていますがIT業界は建築業界に似ています。PM【プロジェクトマネージャー】になりたいのであれば、大企業に入社する必要があります。 もしくは、社内SE・情報システム部のある企業ですね。

社内SE・情報システム部で働くという選択

対応策

いまの会社に長く務めても、アナタの不満を解消できません。これまで培ってきたコネをいかし大手企業やベンダーの人(役職があること)から紹介状をもらい、出世できる環境を目指しましょう。

  1. いまの会社に見切りをつけること。

いい仕事を見つける単純な法則
ネットワークエンジニアの勝つ就職術・差別化するには

 

単価の低下

新しい技術は価格破壊を引き起こします。新しいことを学び続けていかないとアナタの価値はどんどん低下していきます。会社の経営状況しだいでは、危ないところにいることを覚えておいて下さい。あなたのお尻には火がついていますよ。

対応策

ポジティブに捉えると、学び続けることができるならチャンスはたくさんあります。

  1. ITの技術的なところに目を向けましょう。

人材コンサルタントとの付き合い方
未経験の方におすすめの人材紹介会社
経験者におすすめの人材紹介会社

 

まとめ

仕事は楽なことばかりではないので隣の芝が青く見えることはあります。私は常に新しいことに挑戦できるIT業界が楽しいと感じています。知識が深まるほど面白いのが専門職です。

仕事をしているのかやらされているのかで捉え方が異なるのでしょうが、未経験の方はどう思うのかな・・ちなみに、35歳以上で第一線で働いている方はいくらでもいますよ。

 

以上、「35歳定年説と、なぜITエンジニアは辞めてしまうのか」でした。

2 件のコメント

  • よろしければ、質問させていただきたいです。

    私は現在32歳です。
    大学卒業後簡単なホームページを無料で多くの会社に提供し作り、管理料と違約金を得る会社を起こしそれなりの収入で生活してきました。
    しかしながら、去年でその仕事もやめ現在ニート生活を送っております。

    一年ほど無駄な時間を過ごしてしまいましたが、可能ならもともと興味のあったitエンジニアの仕事、特に開発よりのことをやりたいと考えてるのですが今から就職し、かつ50、60まで続けていくことは現実的に可能でしょうか?

    • はじめまして。管理人です。

      開発の仕事はなくならないと思いますよ。でも、新しい環境が次々と生まれるので、開発に求められるスキルは変化していくはず。そのような理由から、「ITが好きじゃないとエンジニアを続けることが難しい」と、何度も書いています。

      まとめると、20年〜30年の間、同じプラットフォームで同じ言語を使い続けるのは厳しいけど、新しいことを学び続けるなら、プログラマー?開発する側として生き残っていけるのではないでしょうか。専門性の高い弁護士でも将来安泰とはいえない時代なので、興味のある世界を深掘りするしか生き残っていく道がない、そんな気がします。

      どのような開発をイメージしているのかわかりませんが、興味のないことをやっても結果はついてこないので、まずはやってみるの一択でしょう。

      新しいことをはじめるのは大変ですけど、頑張ってください。

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