- 差別化戦略の基礎
- 自分の職務経歴書を客観視すると見えてくる問題点
- もうひとつの過ちは履歴書・職務経歴書のコピペ
- 差別化への道のまとめ
- 他人との違いをつくるの想像以上に簡単
- 面接でのアドバンテージ
- 面接で言い切る重要性
- まとめ
差別化戦略の基礎
エンジニアなので、他の候補者とは違うスキルがあることが最も強力な差別化になることは言うまでもありません。スキルで差別化できるのであれば、就職活動は苦労しないはず。しかし、そこは日々精進の世界で今回のトピックではありません。
今回は、技術面での差別ができない方の為に、職務経歴書でのアピールや面接での自分自身の売り込み方を紹介します。
まずは、キャリアの棚卸し。エンジニアの職務経歴書からみていきましょう。
自分の職務経歴書を客観視すると見えてくる問題点
職務経歴書を作成したことがない人は、ここにはいないとして説明します。まずは、じっくりと自分の職務経歴書を眺めてみましょう。
その職務経歴書を読む面接官はあなたの仕事や業務、スキルを理解できるようになっているのでしょうか?
エンジニアの職務経歴書でよくあるのが、プロジェクトの詳細や役職、期間が記載されており、プロジェクトごとに並んでいるもの。このレベルだと判断材料に乏しく職務経歴書を読んでもどのようなスキルレベルの業務をどれだけやってきたのか分かりません。圧倒的にボリュームが足りない。
同じレベルのエンジニアが同じように職務経歴書を作成したら、書類選考をする人事部は学歴や資格、勤続年数でしか求職者を判断するしかありません。
それでいいの?
だから、too muchにやる。これは根性論ではありません。人に伝える為にどれぐらい職務経歴書を推敲したのかです。
もうひとつの過ちは履歴書・職務経歴書のコピペ
インターネットで調べて書いた職務経歴書や自己PRにインパクトがないのは、さんざん使い古された表現だからです。面接官はうんざりしています。「あっ、またこのフレーズ」って思われていませんか。あなたの書類をあなたの言葉で書くことが一番大切です。
職務経歴書は、あなたがこれまでなにをしてきたのかを丁寧に説明する場所であり、自分を売り込むものです。
差別化への道のまとめ
差別化は簡単です。どのようなプロジェクトで、あなたがどの部分を、どれくらいの期間担当していたのかを事細かに書く。そこで使用したネットワーク機器やサーバ,言語,プロトコルについて。もちろん、そのプロジェクトを通して、自分が得られたスキルなども書いておくこと。
- ひとつのプロジェクトで半ページぐらいの分量にすることをおすすめします。
- もしページ数が増えすぎるのであれば、1ページにまとめた簡易版とシッカリ版を作成すること。
他人との違いをつくるの想像以上に簡単
同じ業務をしていても、伝え方によって相手の受ける印象はだいぶ違います。まず、省エネ・コピペ職務経歴書をやめて、しっかりと自分の経験を自分の言葉で伝えることから始めよう。
たったそれだけのことで、他の応募者とは違う職務経歴書ができてしまう。なぜなら求職者の大半はコピペ・ドキュメントだから。
他人と同じことをして他人と違う結果を求めるのは間違いです。
面接でのアドバンテージ
シッカリ版職務経歴書を面接官が読んでいるなら、面接内容はいままでとは変わります。面接には時間が決められているので、求職者について知る時間は短い。判断材料としては、履歴書・職務経歴書と面接。それだけ。
シッカリ版職務経歴書を通して面接官に自分自身を知ってもらえるのなら、他の求職者よりも有利になるのは当たり前です。伝えている量が違うから。
面接官から、より細かい業務内容への質問があることでしょう。
面接で言い切る重要性
これも何度も書いていることだけど、どのようなエンジニアになりたいか具体的なイメージがあることがなによりも大切なことです。それがエンジニアとして仕事をする動機として押していく。〜〜が学びたいのでココにきました。はっきりと言えるなら最高ですね。
面接では、将来のイメージと応募先の企業が重なるから、仕事をしたいと言うだけです。
将来の自分のイメージをもたないエンジニアは、御社の業務に希望を感じてとかなんちゃらかんちゃら歯が浮きそうなことを面接で話していますが無意味なのでやめるべきです。
自分でも嘘くさいと感じる言葉を面接官が評価すると思いますか?サッカー日本代表の本田選手ははっきりと自分の考えを言いますよね。あなたも真似するべきです。
下記センテンスが一番面接官のこころに刺さるワケです。
「私は**がしたいからここにきました。」
絶対にこのような嘘を言うべきではありません。↓
「社訓に感銘を受けまして***」
まとめ・ネットワークエンジニアの勝つ就職術・差別化するには
嘘つきはITコンサルのはじまり。エンジニアの就職転職は正直がいちばんです。技術的に差別化ができなくても、他の候補者と差別化することは可能です。
自分を自分自身の言葉で伝える為に時間を使う。他人より仕事に情熱をみせる。当たり前ですね。しかし、大半の候補者は、当たり前のことすらできていません。それだけで差別化できます。
未経験者を売り込むのが得意な人材紹介会社と経験者がスキルアップに利用する人材派遣会社があります。
ネットワークエンジニアに最適な人材紹介会社・未経験
ネットワークエンジニアに最適な人材紹介会社・経験者
派遣で働くなら正社員よりもキャリアビルディングを意識しておかないと危険です。
派遣で働くネットワークエンジニアのキャリア
以上、「ネットワークエンジニアの勝つ就職術・差別化するには」でした。