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英語で広がるネットワークエンジニアのキャリア

英語とエンジニアのキャリアについて
みんなが大嫌いな英語の話だ。私も英語圏へ海外赴任するまで、まったく英語が話せなかった。その当時は、「英語を身につけなければいけない」と口では言っていたはずだけど、とくに何もしていなかった。酒もあることだし、今日は語っちゃうよ。

英語とエンジニアの実話。まずは、私の話を静かに読みましょう

いざ海外赴任が決まると、英語が話せなくてもなんとかなるだろ的なノーテンキさを失い、自分の名前以上の情報を英語で相手に伝えることができないと再確認。

海外のエンジニアに仕事の指示なんてできるワケもなく、想像しただけでビッシリ汗をかいてしまう始末。ただ粛々とコードを書いているプログラマーならまだしも、構成図をみながらケーブリングするだけの一作業員ならまだしも、言葉なしにマネジメントする方法が知りたい。汗。

なぜ、私は海外勤務なんて楽勝だと考えていたのだろうか。現状、英語は話せませんが、少なく見積っても適用力は他人の3倍あります的なことを、なぜ、面接で自信満々に言ってしまったのだろうか。自信は他人を安心させる。

これは大幅に自分を成長させるチャンスだ。「英語が話せてマネジメントに挑戦したいエンジニア募集」と書かれていた求人に、英語がからっきしゼロの状態にも関わらず特攻して掴み取った仕事を放棄するのはありえない選択。しかし、どのような方法を使っても海外勤務するまでに英語をなんとかする必要がある。鬼の心で英語を学び克服するしかない。

決意したら居ても立ってもいられない。もちろん、書店に走る。

「30日であなたもペラペラになれる」
「英語が3倍の速度で上達する本」

すべて買いだ。↑ こんな感じを本を買い込み、追い込まれた人間はいつも騙されてしまう心理を実感する。

「30日でペラペラになれるのか?」
「 こんなん嘘だろ」
「インチキだろ」

と思いながらもすがるしか選択肢はない。なぜなら、私には14日しかないのだ。30日でペラペラになる本を14日でコンプリートしなくてはならない。その日、学習計画を立て、赴任する国をチェックした。自分を国際化するプランを練りに練る。

異国の地で島耕作のようにバリバリ働き、なぜかマッチョになっている数年後の自分。悪くないぜ。外国の上流階級の彼女を作って「ワオワオ」言って、取引先のサプライヤーの美女とも密会。たまに帰国して、友達に「日本がいい国だって実感したよ。でも海外の方がしっくりくるんだけど」こんな感じのことを言いふらしたい。

 

出国まで数日となり、私はひとりで飲みつぶれていた。先日購入した本は、著者紹介と前書きを読んだ所で学習を終えていた。結局、なんの準備もしておらず、なにも考えないように数日間を過ごしていたが、不安が再び襲ってきた。とにかく、今日は呑んでよく寝る。そして、明日、対策を練ろう。

はじめにエンジニアとしての能力を外国人エンジニアに証明する。(気持ち的に)マネジメントに大切なのは自信と決断力、絶対に弱さをみせてはいけない。私の結論は、現状あるモノ、ある能力で戦うこと。まずはここから。だから、英語の勉強はやめる。

①もし、エンジニアがトラブルを持ち込むなら、

「お客さん、怒る」

「お客さん、俺を殴る」

「だから、俺、オマエを殴る」

②エンジニアがよい仕事をしたら

「お客さん、喜ぶ」

「俺、喜ぶ」

「オマエ、喜ぶ」

非常にシンプルな世界だ。できるなら一緒に喜び、褒める。駄目ならキレる。飴と鞭。これ以上ビジネスを複雑にしてはいけない。もちろん暴力はいけないことだけど、正義の味方ですら、いつも暴力で問題を解決している。

最大の問題は、私が簡単にキレるような性格でも攻撃的な人格でもないことだ。怒り瞬発力が圧倒的に不足している。瞬間湯沸かし器のごとくキレるのが難しい場合は、相当な不快感をしめす必要あり。不快感を示すという直接的な感情表現。

とにかく、デフォルトルートはここに設定。

翌日、iphoneに英会話アプリをダウンロード。海外に持っていく為の英会話フレーズ集を購入。これで解決できないなら、相手が理解するまで、絵で伝えることを決意。決意することで前向きになる。

圧倒的な量の絵を描き散らしてやるよ。ふふふっふ。マネージャーだぜ。絵で説明しちゃうぜ。すべての指示は絵で伝える。10人ぐらいのエンジニアを規律させ、ホワイトボードに絵を描く。そして簡易的な説明と適度なプレッシャーを与える。

「オマエ、これする」

「オマエできる、俺、嬉しい」

「オマエできない、俺、悲しい」

「お客さんも悲しい」

「お客さん、俺を殴る」

「俺、オマエを殴る」

 

この続きは、そのうち書く予定。まだ出国すらしていない。前書きはここまでにしよう。

 

キャリアを拡張するための英語

そんなことは誰でも知っている。

しかし、日本のエンジニアは英語ができなくてもなんとかなってしまう甘々環境だから必要性を本当の意味で感じている人は少ない。日常生活に必要ないから本気で英語に没頭することができない。

ネットワーク機器のマニュアルが英語版しかない場合やメーカーのサポートが英語しか受け付けていない場合は、英語を使うときもあるにはある。オープンソースの世界は、もう少し英語にふれる機会があるけど、賢者が無料で日本語に翻訳してくれるので英語が駄目でも生きていける。

要するに、英語が駄目でも許される環境がある。google翻訳もあるし。

しかし、英語ができるとITエンジニアとしてかなり有利になるという事実は見逃していけない。英語ができるようになるタイプには特徴があるので心して読んで欲しい。

まだまだ続きます。引き継き、私の話を静かに聞きましょう。

ネットワークエンジニア
目次:

  • 英語とITスキルで過当競争から抜け出す
  • エンジニアで1000万円狙える金融系外資
  • ネットワークエンジニアの新たな選択肢とは
  • 英語が話せるようになる2パターン
  • まとめ・英語で広がるネットワークエンジニアのキャリア

英語とITスキルで過当競争から抜け出す

英語でマニュアルが読めるとか、TOEICがハイスコアだとか、正直どうでもいい話で、ネットワークエンジニアとしての業務を英語でこなせるなら、サラリーマンであったとしても「ハッ」ってレベルの給与まで狙える。

エンジニアで1000万円狙える金融系外資

実際、外資系金融のネットワークエンジニアなら1,000万オーバーだって可能。まっ、金融系なのでストレスフルで仕事ができなければすぐにクビになるような職場であることは間違いないけどね。日系企業だと研究職ならまだしもエンジニアで1,000万は不可能。私の知る範囲では。

塩っぱいネットワークエンジニアでも英語で業務が行えるだけで、過当競争から少しだけ抜け出すことができる。

もうひとつのメリットは新たな選択肢が生まれることだ。

英語ができるネットワークエンジニアの新たな選択肢とは

日本は先進国だけど労働環境は悲惨だ。英語とITの知識があると他の国で働くチャンスが生まれる。もちろん外国人として海外で仕事をするのは、働く国のエンジニアより何かが優れていることが条件。ハードルは高いけどね。今後、日本のITエンジニアの労働環境が改善されるとは考えにくいので選択肢を持っておくことは重要だと思う。

ネットワークエンジニアとして海外で働く

 

英語が話せるようになる2パターン

海外勤務をしていたときに知ったこと、あの真実を紹介しよう。みんなが知りたい真実。どうすれば英語が話せるようになるのか? 英語が話せるようになるには2パターンしかない。毎日、決めたスケジュールをこなせる優等生タイプと外国人の異性が好きなタイプだ。

1・目的に向かって直着と努力する勤勉型
2・外国人の異性が好きなタイプ

補足説明をしておくと、外国の文化が好きな人は1のタイプ。

目的に向かって直着と努力できるタイプについて

目的に向かって直着と努力できる優等生タイプは、なんの問題もない。おそらく既に学習計画がある。そして、その計画を実行しているはずだ。費やした時間の分だけ、あなたの英語力は上昇していく。

問題は、継続的な努力ができないタイプだ。

 

継続的な努力ができないタイプについて

英語に限って言えば、抜け道がある。ネタバレになっているが、外国人の彼女や彼氏をつくること。これまで耳にしたことのある話かもしれないけど、アホでも英語がペラペラになるパターンはこれしかない。私のようにアホならこのパターンしかない。

もちろん、彼女(彼氏)ができるとコミュニケーションをとるために英語を学ばないといけない。お勉強ではないので自然にできるはず。下心には標準でターボエンジンが付いている。

英語が話せるようになった人のなかには、あまり正直にその背景を語りたくない人が多い。そんな人達は、ジャズに憧れて、ミュージシャンの伝記を原文で読んでいるうちに英語が話せるようになったとか、アホなのにホラを吹いています。注意して下さい。

CISCOのコマンドリファレンスをどれだけ読んでも、英語は話せるようになりません。

エンジニアによくある外国人恐怖症という心理的な障害はあるけど、一番の問題は日本で生活していると外国人の彼女をつくることはできないという甘えた言い訳。ここは、あえて甘えと言いたい。

ITエンジニアはコミュニケーションが苦手なタイプが多いので、外国人恐怖症とのダブルコンボ、しかも、言い訳がましい性格のトリプルコンボ。ここで負の連鎖を打ち切るべし。

日本に来る観光客の数は年間1,000万人以上なので無料の観光ガイドになってもいい。日本で働く外国人の数も増えているから、外国人コミュニティーに飛び込んでしまえばいい。やるかやらないかはあなた次第だ。

もし外国人の異性に話しかけることができないなら、外国人の同性の友達をつくって、美味しいオモイができそうなポジションを形成するのはどうだろう。非常にエンジニア的なアプローチだと思う。異国間BBQパーティーやイベントを開催してみるのもあり。

異性を口説く能力と面接や営業は同じ。自分を売り込む姿勢が大切。

いい女だけを口説こうとすると口説けない。オンとオフのスイッチがあって、いい女がいたら口説くモードになろうとしても無駄。だからスイッチはずっとオンにしておく。手当たり次第に特攻する。

まとめ:迷ったら動けないから、外人の女は全員口説いておくこと。

兎に角、自分にとって確立の高い戦略を確立したヤツが勝つようにできている。言い訳は禁物。あなたのスイッチはずっとオンのままだ。

#あと、日常的にふれる世界を英語化【外国化】してしまおう。例えば、パソコンやスマホのOSは英語一択。

 

まとめ・英語で広がるネットワークエンジニアのキャリア

エンジニアのラットレースから抜け出したいなら、英語は身につけておきたい。英語そのもののメリットを語る必要はないと思うけど、人生が広がるのは間違いない。

もし、あなたがエンジニアとして限界を感じているなら、英語が突破口になる可能性は非常に高い。日本のITエンジニアに絶望して他の業界を目指すなら、これまでの経験をいかして海外でエンジニアをやるのもありだし、シンガポールのような外国人が働きやすい国でマネジメントに挑戦してみるのはどうだろうか。現地のIT企業に就職してインド人エンジニアを叱りつけてやればいい。

ネットワークエンジニアに最適な人材紹介会社・未経験
ネットワークエンジニアに最適な人材紹介会社・経験者

ネットワークエンジニアの年収と現実的な年収アップ戦略

 

 

以上、「英語で広がるネットワークエンジニアのキャリア」でした。

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