- SEとはなにか
- カオスな日本のSE
- SEになりたい人はなにがやりたいのか?
- SEとは勝手になるもの
- ネットワーク系SEとネットワークエンジニアはどちらが偉いのか?
SEとはなにか?
当サイトを読んでいる人なら当然知っていることだけど、SEとは「システムエンジニア」のことです。
しかし、SEはなにをしている人なのか?
システムエンジニアの業務はすごく漠然としている。SEと書かれた名刺をもらっても、なにをしている人なのかハッキリしない、それが日本のSEです。だから目指すべきではありません。
ちなみに、海外ではそのような曖昧な呼び方はしません。プログラマーだ。ネットワークエンジニアだ。サーバエンジニアだ。
↑ここに書いたネットワークエンジニアは、負荷の計算やセキュリティを加味した設計や構築・提案ができる人のことで、なんちゃってネットワークエンジニアは含みません。一連の作業ができるエンジニアを日本ではネットワーク系SEと読んでいたりしますが、単純にSEと呼ぶ人もいるし、特に呼び方が決まっているワケではありません。
カオスな日本のSE
営業しかできないスタッフがコンサルを名乗っていたりするのが日本のIT業界。オカシナ会社に騙されないで下さい。ネットワークの監視しかできないスタッフをネットワークエンジニアと呼ぶことと同じです。エンジニアの価値は肩書ではありません。
SEには、インフラ系SEとかネットワークSE、業務系SEとか、さまざまなSEが存在しています。しかし、ITエンジニアとしてのレベルがどうこうといったものではありません。
企業によっては、ネットワークエンジニアの上にネットワーク系SEやインフラ系SEを位置づけているところもあります。しかし、海外のようにネットワークエンジニアならネットワーク関連の一連の業務ができる人がネットワークエンジニアと名乗っている企業もあります。
プログラマならプログラムに関わる大部分のこと(設計や構築だけでなく、提案や折衝も)ができる人がプログラマです。エンジニアならできて当たり前のことなので、あえて**SEと呼ぶ必要はありません。
SEになりたい人はなにがやりたいのか?
SEという響きに憧れてしまう気持ちは分かりますが、目的がはっきりしていないならIT業界でなにをしたいのかをシッカリ考えるべきです。漠然としたSEという言葉に憧れているなら要注意。
重要な事はなにができる人なのか? なにがやりたいのかです。
技術的なことろに目を向けずに、なんとなくIT業界へ就職してしまうと必ず後悔します。新人が覚えていくことは膨大にあります。また、新しい技術がタケノコのように次から次へと生まれてくる世界です。技術的な部分に興味が持てなくなると、技術革新の速度に自分の学習速度が追いつけず、アッという間に置いて行かれます。
SEとは勝手になるもの
SEは、なりたくてなるものではありません。ネットワークエンジニアの例だと、設計や構築だけじゃなくて、提案や折衝もできるようになれば、勝手に肩書がネットワーク系SEとかインフラ系SEとか呼ばれることもある。それだけの話です。
ネットワーク系SEとネットワークエンジニアはどちらが偉いのか?
一般的なイメージでは「ネットワーク系SE > ネットワークエンジニア」だと思いますが、新人がネットワーク系SEを名乗っていることも多いので、どちらが上とも言えない状態です。
ネットワークエンジニアはネットワーク系SEです。ただし、インフラ系SEを名のるならサーバも必要です。ITエンジニアとしてまともな仕事をしていれば勝手に呼ばれることもある。それがSEです。すべて会社しだいです。
以上の理由から、SEは目指すものではありません。技術的なところに目を向けましょう。
ネットワークエンジニアに最適な人材紹介会社・未経験
もし、IT業界の経験があるなら、企業の内部情報をしっかりと把握して、キャリアアップを目指して下さい。
ネットワークエンジニアに最適な人材紹介会社・経験者
ネットワークエンジニアになるなら読んでほしい記事
30代未経験からネットワークエンジニアになる
インフラエンジニアの将来について
女性がネットワークエンジニアになるメリット
ネットワークエンジニアになりたい未経験者におすすめの資格