客先常駐のメリット・デメリット | ネットワークエンジニアの働き方

客先常駐とはなにか

ネットワークエンジニアであれば避けて通ることができない客先常駐。 客先常駐はエンジニアが軽視しがちなコネをつくるチャンスです。メリットやデメリットをしっかりと理解してキャリアに役立てましょう。

ネットワークエンジニア
  • 客先常駐について
  • 客先常駐タイプAのメリット・デメリット
  • 客先常駐タイプBのメリット・デメリット
  • 客先常駐でコネを作る
  • 客先常駐に向いているタイプと向いていないタイプ

客先常駐について

自社ではなく取引先で業務を行うことを客先常駐と呼びます。派遣であれば派遣先、もしくは派遣先の取引相手でしょうね。大手のSI企業でも自社のプロジェクトだけでなくキャリアや客先などに常駐することは珍しいことではありません。 企業規模の大小に関わらずネットワークエンジニアにとって客先常駐を避けて通ることはできませんよ。

■ネットワークエンジニアなら客先常駐はあたりまえ。

【注意】ネットワークエンジニアだけに客先常駐があるわけではなく、ITエンジニア全般です。要するに、業務ソフトウェアの開発でも組込み系でも客先常駐はありますよ。SI系でも開発や運用を問わず・・・

 

客先常駐の種類について

勤務先は客先になりますが一緒に仕事をするスタッフは自社社員ばかりです。大手SI企業には、このパターンの常駐があります。しかし、中小SI企業になると元請けになれるプロジェクトが少ないことから、常駐タイプBが中心となります。
客先常駐の種類は2パターンあります。

  • 客先常駐タイプA___ひとつのプロジェクトをすべて自社スタッフでかためて客先に常駐するパターン。
  • 客先常駐タイプB___プロジェクトのために複数のSI企業や派遣からメンバーを集めるパターン。

 

客先常駐タイプAのメリット

客先常駐タイプAのメリットは、仕事が進めやすいことです。顔見知りのメンバーが多いはずなので、意思疎通がはかりやすいことや会社間の縄張り争いがないのは大きなメリットです。

 

客先常駐タイプAのデメリット

プロジェクトを集める立場になるとわかるのですが、自分の会社にいるエンジニアをプロジェクトに投入することになるので、ベストな選択とは言えない人選をしなくてはならないことがあります。

例えば、社内に余剰なエンジニアを抱えている場合など、本当は社外にいくらでも適任がいるはずなのに、会社の利益を考え、とにかくプロジェクトに押し込んでしまうワケです。人月いくらという料金体系で顧客からお金をもらっている場合は特に・・・

 

客先常駐タイプBのメリット

複数のSI企業や派遣から人材を集めることができるので、最適な人材でプロジェクトをかためることができます。また、会社ごとに競わせることもできるし、駄目なエンジニアを取り替えることも可能です。このような判断はPMとよばれるプロジェクトマネージャーの仕事です。

 

客先常駐タイプBのデメリット

客先常駐タイプBのプロジェクトには複数のSI企業や派遣がメンバーとなります。

プロジェクトを取りまとめるSI企業があり、PMが複数のSI企業や派遣からエンジニアを集めます。ここまで読んでお気づきの方も多いことでしょう。構造としては建築業界に似ています。

企業から直接案件を受託できないSI企業に就職してしまうとマネージメントに関わることはできません。 ずっと下っ端エンジニアです。名刺には役職が記載されているかもしれませんが、構造的にも本質的にも下っ端です。

このタイプの最大のデメリットをまとめると↓

「弱小SIに就職してしまうと上流工程に関わることができない」

 

中小SI企業にしか就職できないのであればどうすればいいのか?

学生から大手企業に就職できるのであれば、この話は無縁です。常に大手企業もエンジニアの募集をしていますが、大半のエンジニアにとって大手企業や優良ベンチャーに就職するのは難しい現実があります。やはり人気企業は狭き門です。

以上の理由から、私が勤務形態(正社員や派遣)にこだわらず、キャリアビルディングを重要視している理由でもあります。

ネットワークエンジニアの雇用形態の違い
ネットワークエンジニア未経験者の選択 正社員と派遣社員

 

現在のスキルで大手企業を狙えないなら2ステップする

できる限りスキルアップできそうな中小SI企業に就職して経験を積んだ後、大手企業を狙うパターン。派遣で複数の案件を経験した後に大手を狙うパターン。糞企業に正社員として入社するぐらいなら、派遣でキャリアをつくり大手企業を目指すべきです。 まずはデキるエンジニアになってしまおう!

最初は大手企業しか目につかないかもしれませんが、規模は小さいけど尖ったサービスをしている少数精鋭のSI企業もあるので、スキルアップしたあとで勝負ですね。

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ネットワークエンジニアにおすすめの派遣会社

 

客先常駐でコネを作る

エンジニアで人付き合いが苦手な方は沢山いますがコミュニケーションスキルはとても重要ですよ。客先で働くことは自分を売り込む絶好のチャンスです。また他のSI企業のエンジニアと仕事をすることで、自分の待遇についてもよく分かります。コネをどんどん作りましょう。

自分のスキルと待遇が見合っていないのであれば、そのコネを頼って就活します。表玄関から就活するより、仕事で作ったコネを使って就活していきます。表からは開かなかった大手企業の玄関も開きます。

なぜなら、あなたのポテンシャルを実際の業務で確認しているからです。高い役職の人とは仲良くなっておくべきです。役職のある方から推薦を頂くのと、いちエンジニアからの推薦では有効度が違うのは言うまでもありません。 打算的な考え方ですがエンジニアとして生きていくならコネは重要ですよ。

 

客先常駐に向いているタイプと向いていないタイプ

インフラの新規導入部隊などに配属されると、常に新規案件で勤務地が変わることになります。マンションディベロッパーのようなものです。決まったオフィスにずっといることが苦手なエンジニアにはピッタリの部門です。

しかし、社交性がないエンジニアになるとストレスを感じることでしょう。仕事環境がいつも変わる。客の前で偉そうにすることはできません。

一緒に仕事をしているスタッフは有名企業なのに自分だけ弱小企業の場合もあります。中小企業や派遣エンジニアだと肩身が狭いのは事実です。しかし、自分を売り込む絶好のチャンスです。考え方を変えましょう。

コネをつくるなら客先常駐は最適な場所です。将来の為に、積極的にチャンスを利用しましょう。キャリアをつくる為に最適な環境を選ぶのは難しいです。なぜなら、基本的に企業はネガティブなことを言いません。口コミサイトは簡単に捏造できてしまう。複数のエージェントを利用して戦略的に就活しましょう。

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以上、「客先常駐のメリット・デメリット | ネットワークエンジニアの働き方」でした。

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